115系3500番台
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山陽線 上郡-有年

山陽線 上郡-三石
JR西日本は新快速電車に使用されていた117系の中間車が221系への置き換えにより余剰となったため、115系に編入し当時残っていた非冷房車を置き換えることになりました。
117系は片側2ドアのため、ドア付近の転換クロスシートを6列撤去し、ロングシートに変更しています。台車はDT32、主制御器はCS43と他の115系とは異なっています。パンタグラフはモハ115形3500番台に取り付けられています。117系は補助電源圧が440Vと115系の100Vと異なるため、115系の制御車に100Vの補助電源を供給するための補助変圧器を設置しました。なお、115系3500番台は中間車のみ存在します。
115系3500番台は山陽線で使用されていましたが、227系の投入に伴い全車廃車となりました。
主要諸元
項目 内容
電気方式 直流1500V
車両性能 最高速度: 100km/h
全長 19500mm
全幅 2946mm
全高 4066mm
台車 DT32H
集電装置 PS16J
主電動機 MT54D(120kW)
駆動装置 中空軸平行カルダン撓み板継手方式(歯数比: 4.82)
制御方式 抵抗制御(CS43A)
冷房装置 AU75B(42000kcal/h)
設計 JR西日本