923形0番台 0番台 3000番台 編成表 形式一覧	T4編成 山陽新幹線 岡山-相生
	東海道・山陽新幹線の地上設備定期検査のために、921・922形電気軌道試験車が使用されていましたが、老朽化に加えて最高速度が210km/hと低いため使いづらくなってきました。このため、JR東海は300系や700系と同等の270km/h運転ができる923形電気軌道試験車を2000年に開発しました。 923形は700系車両をベースに開発されています。車体形状は700系と同様でダブルスキン構造のアルミニウム製ですが、屋根構造は測定装置取り付けのためシングルスキン構造となっています。4号車は軌道試験車ですが、921形と異なり台車は2つしか装備していません。そのほかの車輌は電動車となっています。台車は700系と同じTDT204ですが、4号車は測定精度向上のためヨーダンパを2つ取り付けたTTR8001で、台車には測定装置が取り付けられています。
	主要諸元 項目 内容 製造 2000 車体材質 アルミニウム 編成 6M1T 電気方式 交流25000V, 60Hz 車両性能 最高速度: 270km/h 加速度2.0km/h/s 全長 27,350mm (先頭車) 25,000mm (中間車) 全幅 3,380mm 全高 3,650mm 台車 TDT204 (動力車), TTR8001 (付随車) 集電装置 TPS302シングルアーム (7両編成中2両装備) 主電動機 TMT6A, TMT7A, TMT8 (275kW) ギヤ比 2.96 主変圧器 TTM3A 制御方式 TC12B (VVVF IGBT 3ステップインバータ) 冷房装置 TAU32A (29,000kcal/h) +TAU33 (11,000kcal/h) 設計 JR東海