キハ11300番台 0番台 100番台 300番台 形式一覧	名松線 伊勢大井-伊勢川口
	紀勢線や参宮線の普通列車に使用されていたキハ58系の老朽化が進んでいることから、JR東海は1999年にキハ11形300番台を増備しました。 キハ11形300番台は、車体が軽量ステンレス構造に変更されるとともに、車体幅は2800mmに拡大されました。車体塗色は0/100番台の白地に湘南色の帯から、オレンジ色1色の帯に変更されています。 台車は2軸駆動の軽量ボルスタレス空気バネ台車C-DT64/C-TR252に変更されています。機関はキハ75形で採用された出力350PSのC-DMF14HZBに変更されていますが、液体変速機はキハ11形0番台/100番台と同じC-DW15です。 車内はセミクロスシートです。側窓はキハ11形0番台/100番と比べて高さ5cm、幅14cm拡大された熱線吸収ガラスを使用した固定窓に変更されました。また、車椅子対応トイレが設置されました。 キハ11形300番台は主に紀勢線の普通列車に使用されていましたが、キハ25形に置き換えられたため、現在は名松線の普通列車に使用されています。また、一部の車両は東海交通事業に移籍しています。
	主要諸元 項目 内容 車両性能 最高速度: 95km/h 全長 17500mm 全幅 2700mm 全高 3620mm 台車 C-DT58(動台車)　C-TR242(付随台車)　 駆動機関 C-DMF14HZA (330PS×1) 液体変速機形式 C-DW15 冷房装置 C-AU27 (24,000kcal×1) 設計 JR東海