785系300番台 0番台 300番台 形式一覧	津軽線 津軽宮田-油川
	2010年の東北新幹線新青森開業に合わせて789系の増備が計画されたが、このうち付属編成の2両については保留車の785系を改造し、300番台で区分されました。 クモハ785を中間電動車モハ785に改造するため前面窓を鋼板で塞ぎ、ホロアダプタを設置しました。また、789系に合わせるため、モハ785の後位側扉を鋼板で塞いでいます。また、クハ784は貫通扉が閉鎖され、幕式愛称表示器が取り付けられました。 主電動機は全閉式のN-MT785Xを試験的に採用し、出力は225kWとなっています。主変換装置は789系0番台と同じ3レベルPWMコンバータ、2レベルPWMインバータ方式のN-CI789-4に、主変圧器はN-TM789B-ANに換装されました。最高速度は140km/hで0km/hまで回生ブレーキが有効な全電気ブレーキとしています。このためモハ785に取り付けられていたブレーキ抵抗は撤去されています。パンタグラフは青函用のN-PS789に変更されています。なお、運転台の機器は789系に合わせたものに更新されており、更に青函トンネル走行に必要なATC-Lが取り付けられています。 785系300番台は789系と共に新青森-函館を結ぶ特急「スーパー白鳥」として使用されています。
	主要諸元 項目 内容 電気方式 交流20000V, 50Hz 車両性能 最高速度: 140km/h 全長 21200mm 全幅 2961mm 全高 4090mm 台車 N-DT785(動台車)　N-TR785(付随台車) 集電装置 N-PS789 主電動機 N-MT785X(225kW) 駆動装置 中実軸TD平行カルダン(歯数比: 4.21) 主変圧器 N-TM789B-AN 主整流器 N-CI789-4 制御方式 VVVFインバータ台車単位制御(N-CI789-4) 冷房装置 N-AU785 (26000kcal/h×1) 設計 JR北海道