キハ750番台 0番台 200番台 1200番台 3400番台 形式一覧	参宮線 多気-外城田
	名古屋と伊勢市・鳥羽を結ぶ快速「みえ」に使用していたキハ58系が老朽化していたことから、JR東海はキハ75系を1993年に開発しました。キハ75系は2両編成で0番台はトイレ付きです。 車体は311系と同様の軽量ステンレス構造です。ドアは両開き式で片側に3箇所設置されています。床面高さを下げることで低重心化を実現しました。これにより出入り口のステップは省略されています。側窓は固定式ですが、一部は内折れ式の開閉窓となっています。 機関は出力350PSのカミンズ製C-DMF14HZBを2台搭載することで、最高速度が120km/hに向上するとともに、20‰勾配での均衡速度が100km/hになりました。液体変速機は直結段が2段のC-DW14です。台車はC-DT60形ボルスタレス台車で、ヨーダンパが取り付けられています。ブレーキは電気指令式です。先頭部は分割併合を容易にするため、自動解結装置が取り付けられました。 車内は転換クロスシートでシートピッチは940mmになっています。空調機はエンジン直結式のC-AU30です。 キハ75系0番台は快速「みえ」に現在も使用されている他、武豊線の普通列車に使用されています。
	主要諸元 項目 内容 車両性能 最高速度: 120km/h 全長 21300mm 全幅 2943mm 全高 3965mm 台車 C-DT60(動台車) 駆動機関 C-DMF14HZB (350PS×2) 液体変速機形式 C-DW14A 冷房装置 C-AU30 (20,600kcal×2) 設計 JR東海