103系3500番台 0番台 1500番台 3500番台 3550番台 形式一覧	播但線 福崎-甘地
	JR西日本は播但線の電化開業に伴い、1998年に103系3500番台の2両編成を投入しました。 制御電動車のクモハ103形と中間電動車モハ102形を種車とし、モハ102形は先頭車改造が行われてクモハ102形とされました。車体は体質改善工事が実施され、屋根はポリウレタン樹脂の塗り屋根に変更されました。車体はダークレッドで塗装されています。車体側面には半自動扉の準備工事がされた幅1300mmの自動両開き扉が4カ所設置されています。屋根上には42000kcal/hのユニットクーラAU75Bが設置されています。 車内は207系に準じたロングシートです。ワンマン運転時に使用する整理券発行機が出入り口に、運賃表示器と運賃箱が運転席後部にそれぞれ設置されています。2005年からはクモハ102形にトイレが設置されました。また、一部の編成には霜取り用の予備パンタグラフが取り付けられました。 103系3500番台は、現在播但線の普通電車に使用されています。
	主要諸元 項目 内容 電気方式 直流1500V 車両性能 最高速度: 100km/h 全長 19500mm 全幅 2870mm 全高 3939mm 台車 DT33(動台車) 集電装置 PS16 主電動機 MT55A(110kW, 375V) 駆動装置 中空軸平行カルダン方式(歯数比: 6.07) 制御方式 抵抗制御(WCS20) 冷房装置 AU75B, G(42000kcal/h) 設計 JR西日本