EF210900番台 0番台 100番台 300番台 900番台 形式一覧	山陽線 垂水-塩屋
	JR貨物は老朽化したEF65形の置き換えるため、1300t列車の牽引ができるEF210形の試作機を1996年に開発しました。先にJR貨物が開発した高コスト・高出力のEF200形に対して、EF210形は大幅なコストダウンと共に、変電所容量に見合った能力を設定しました。 駆動方式は三相誘導電動機をVVVFインバータで制御を行いますが、EF200形で採用した個別制御方式ではなく、粘着性能においては若干不利になるもののインバータの台数を半減できる2電動機一括制御方式としました。インバータ装置はGTOサイリスタを採用し、リアクトル、断路器を内蔵しています。最高速度は110km/hで、1時間定格では3390kWとなっているものの、関ヶ原の連続勾配に対応するため30分定格で3540kWの出力とした。パンタグラフは集電容量が従来機並であることから、従来機との互換性を持たせるためPS22としました。 ブレーキ装置はDF200のシステムをベースとした電気指令式空気ブレーキで発電ブレーキ併用とし、出力は2720kWとなっています。台車はボルスタレス方式で空気バネ支持となっています。軸箱支持方式は軸梁式となっています。駆動装置は吊り掛け式です。
	主要諸元 項目 内容 電気方式 直流1500V 車両性能 最高速度: 110km/h  車両出力 3,390kW 全長 18,200mm 全幅 2,887mm 重量 100.8t 台車 FD5 (両端) FD6 (中間) 軸配置 B0-B0-B0 集電装置 PS22D 主電動機 FMT3 駆動装置 1段歯車減速吊掛式(歯数比:4.44) 設計 JR貨物