817系1100番台 0番台 1000番台 1100番台 2000番台 3000番台 形式一覧	筑豊線 折尾-東水巻
	登場の背景と概要 鹿児島地区の鹿児島線と日豊線で使用されていた457系や475系の老朽化が進んでいることから、これらを置き換えるためにJR九州は2007年に817系を増備するにあたり様々な改良を実施し1100番台に区分しました。 車体については、前面及び側面に設置されている行先表示装置が行先表示の視認性向上のため路線バスで使用されている大型のものに変更されました。これに伴い、側面行先表示装置下の窓高さ寸法が縮小されています。また、メンテナンス性向上によるランニングコスト削減のため、電動空気圧縮機をスクロール式MH1092-SC1100Kに変更しました。客室設備においては、火災対策として車両間に貫通部に扉が設置されました。なお、ワンマン運転用の機器は取付準備工事に変更されました。 改造 2021年から転換クロスシートの肘掛けの撤去と背もたれを固定化した上で、ロングシート化する改造が実施され1600番台で区分されました。同時に補助椅子の使用停止、及び車体側面への安全カメラ設置が行われています。 運用 817系1100番台は1M1Tの2両編成が2007年に4編成製造され、筑豊線及び篠栗線(福北ゆたか線)で営業運転を開始し、現在、筑豊線及び篠栗線(福北ゆたか線)の普通電車及び快速電車に使用されています。
	主要諸元 項目 内容 電気方式 交流20000V, 60Hz 車両性能 加速度: 2.6km/h/s 減速度: 4.2km/h/s 最高速度: 120km/h 全長 19500mm 全幅 2950mm 全高 3680mm 台車 DT404K(動台車)　TR404K(付随台車) 集電装置 PS401K 主電動機 MT401K, KA(150kW) 駆動装置 中実軸TD平行カルダン方式 (歯数比: 6.50) 主変圧器 TM409K-S 主整流器 PC402KD-S 制御方式 3レベルPWMコンバータ/2レベルVVVFインバータ制御 (PC402KD-S) 冷房装置 AU407KB(42000kcal×1) 設計 JR九州