115系2000番台 0番台 300番台 1000番台 1600番台 2000番台 2500番台 3000番台 3500番台 形式一覧 Photos JR西日本簡易アコモ改善車 山陽線 瀬野-八本松 JR西日本アコモ改善車 山陽線 玖波-大竹 カープ電車2013 山陽線 瀬野-八本松	山陽線 上郡-三石
	広島地区で使用されている老朽化したモハ80系を置き換えるために、国鉄は115系1000番台の雪切室などの耐寒耐雪設備を省略した115系2000番台を1978年に投入しました。 115系2000番台はクロスシートの座席間隔を115系300番台に対して70mm拡大し1490mmに変更され、これに伴い窓の割り付けが変更されています。モハ115、モハ114の車端部の座席も、115系1000番台と異なりクロスシートとなっています。側引戸戸袋内のレールヒータは準備工事とされました。先頭車は奇数向きが2100番台、偶数向きが2000番台に区分され、トイレは2000番台のみ設置されています。戸閉装置は手動開閉の重さを改善したTK8Aに変更されています。冷房装置はAU75Cが取り付けられています。 台車はDT21B/TR62Aコイルバネ台車で、枕バネ、軸ばねの防雪カバーは省略されています。 パンタグラフはPS16がモハ114-2000に取り付けられています。 国鉄は身延線で使用されていた旧型電車を置き換えるため、1981年に115系2000番台を投入しました。4両編成ですが、運転台付き車両を増やすためクモハ115が製造されました。また、クハ115形2100番台にもトイレが設置されています。身延線のトンネル断面が小さいため、パンタグラフはPS23Aに変更され、更に取り付け部が低屋根に変更されたため、モハ114形2600番台に区分されました。全車冷房準備工事車となっており、冷房装置取付部にはカバーが取り付けられました。 なお、国鉄の分割民営化後、JR東海はC-AU711Aにより冷房改造が実施されています。 また、広島地区の115系2000番台は、車内設備を223系に合わせた改造が実施され、内装が転換クロスシートに変更されています。この改造車は、当初雨樋や窓枠の変更を行っていましたが、最近の改造車はこれらの改造を省略しています。 115系2000番台は、現在山陽線の普通電車として活躍しています。
	主要諸元 項目 内容 電気方式 直流1500V 車両性能 最高速度: 100km/h (1000番台) / 110km/h (6000番台) 全長 19500mm 全幅 2900mm 全高 4140mm 台車 DT21B(動台車)　TR62A(付随台車) 集電装置 PS16, PS23A 主電動機 MT54D(120kW) 駆動装置 中空軸平行カルダン撓み板継手方式(歯数比: 4.82) 制御方式 抵抗制御(CS15F) 冷房装置 AU75C, G(42000kcal/h) 設計 日本国有鉄道