113系700番台 0番台 0´番台 700番台 800番台 1000番台 1000´番台 2000番台 2700番台 形式一覧	湖西線 近江今津-新旭
	1974年の湖西線開業で、京都-永原間の普通電車に113系が使用されることとなりました。しかし、湖西線は寒冷地を走行するため、耐寒耐雪装備を施した113系が開発され、700番台で区分されました。 113系700番台は冷房装置の搭載、ユニット窓、行先表示器、及び手動開閉を可能とした半自動の側引戸を採用しています。先頭車はスノープラウを備えています。また前照灯はシールドビームを採用しています。 主電動機は出力120kWのMT54Dで、モハ113-700に設置された抵抗制御の主制御器CS12Gにより、モハ112-700を含めた8個の主電動機を制御しています。モハ112-700にはパンタグラフと冷房及び制御用の電動発電機を搭載しています。 なお、JR西日本は他の113系と同様に性能の向上のため、主電動機限流値変更による加速性の向上、及びブレーキ改良による最高速度110km/h化が実施されており、5700番台で区分されています。また、車内設備を223系に合わせた改造車も登場しています。 113系700番台は湖西線や草津線、山陰線の普通電車に使用されています。
	主要諸元 項目 内容 電気方式 直流1500V 車両性能 最高速度: 110km/h 全長 19500mm 全幅 2900mm 全高 4140mm 台車 DT21B(動台車)　TR62(付随台車) 集電装置 PS16 主電動機 MT54D(120kW) 駆動装置 中空軸平行カルダン撓み板継手方式(歯数比: 4.82) 制御方式 抵抗制御(CS12G) 冷房装置 AU75B(42000kcal/h) 設計 日本国有鉄道